六義園(りくぎえん)は、東京都文京区に位置する江戸時代の大名庭園で、四季折々の美しい景観が魅力です。園内を歩きながら景色の移り変わりを楽しめる設計になっています。池を中心に築山や橋、石灯籠などがバランスよく配置され、どこを歩いても絵になる庭園です。

春:しだれ桜と夜桜のライトアップ
春の六義園では、しだれ桜が園内を彩ります。特に「しだれ桜の広場」は見応えがあり、夜間にはライトアップも行われ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
夏:緑豊かな景観と涼を求めて
夏は青々と茂る木々と静かな池の景観が魅力です。園内を散策しながら、涼しげな風景を楽しむことができます。
秋:紅葉とライトアップ
秋には約400本のイロハカエデが色づき、大泉水を中心に美しい紅葉が広がります。特に「つつじ茶屋」周辺や「山陰橋」付近は紅葉の名所として知られ、ライトアップ期間中は夜の紅葉も楽しめます。
冬:雪吊りと静寂な景観
冬には雪から樹木を守るための「雪吊り」が施され、雪景色と相まって独特の美しさを見せます。また、椿や梅の花も見ることができ、静寂な冬の庭園を楽しめます。
その他の見どころ
- 吹上茶屋:池を眺めながら抹茶と和菓子を楽しめる茶屋です。季節ごとのメニューが提供され、休憩に最適です。
- つつじ山:約30種類1,000株のツツジが植えられており、春には色とりどりの花が咲き誇ります。
- 滝見茶屋:渓流のせせらぎを聞きながら、静かなひとときを過ごせる茶屋です。
- 石柱(八十八境):園内には32カ所の石柱が設置されており、景観の良い場所を示しています。散策の際に探してみるのも楽しみの一つです。
ゆっくり時間をかけて、自然と文化に包まれるような体験ができる場所。春の桜も素敵ですし、紅葉の秋もとっても綺麗です🍁季節やライトアップイベントに合わせて訪れるのもオススメです!

アクセス
- JR山手線「駒込駅」(南口)から徒歩約7分
- 東京メトロ南北線「駒込駅」(N14)から徒歩約7分
- 都営地下鉄三田線「千石駅」(I14)から徒歩約10分
地図:Googleマップより引用