茨城県鹿嶋市にある「鹿島神宮」は、紀元前660年創建と伝わる関東屈指の古社。武道の神・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を祀り、勝運や開運のご利益で知られています。深い森に囲まれた広大な境内は、神聖な空気に包まれ、東京からの日帰りパワースポット巡りにもぴったり。特に「奥宮」や「御手洗池」など、自然と信仰が融合する風景は一見の価値あり。心を静かに整える旅先としておすすめです。
✨格式高い神社
鹿島神宮は、伊勢神宮、香取神宮とともに、全国の神社の中で「神宮」という最上級の称号を持つ三社のうちの一つです。

🌿 特長・見どころ
1. 樹齢数百年の森に包まれる神聖な境内
- 鹿島神宮の最大の魅力は、天然の森に囲まれた神秘的な空気感。
- 大鳥居から奥宮へと続く参道は、心が洗われるような静けさ。
- 樹齢千年を超える「御神木」もあり、自然と歴史のエネルギーを感じられます。
2. 奥宮と要石(かなめいし)
- 本宮奥にある「奥宮」は、特に強いパワースポットとして知られています。
- さらに、地震を鎮めると伝わる不思議な石「要石」は必見。地中深く続くとされ、徳川光圀も掘っても掘りきれなかったという逸話つきです。
3. 美しい湧き水「御手洗池」
- 境内の奥にある「御手洗池」は、湧き水が絶えず流れる清らかな池。
- 昔はこの水で禊(みそぎ)を行っていたとされ、透明度の高い水面に心が癒されます。
- 周辺の自然と調和した景観は、写真スポットとしても人気です📸
- 容器があればお水取りもできますが、必ず煮沸してください、とのことです。

🔆 御来光の道(レイライン)
鹿島神宮 → 香取神宮 → 皇居(江戸城)→ 富士山頂
・鹿島神宮はこのラインの“起点”ともいえる場所。
この一直線上に、古代から重要視されてきた神社や聖地が並んでいます。
・夏至の日には、このライン上に日の出が昇るとされ、特別なエネルギーがあるそうです。
🏯 東国三社とは?
鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の三社をあわせて「東国三社」と呼びます。
古くから「伊勢神宮を参ったら、東国三社も参るべし」と言われた、関東屈指の由緒ある三社です。ぜひ鹿島神宮から始まり、息栖神社、香取神宮と巡るのがおすすめです。3社回るなら、公共機関もありますが車が便利です。

① 鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)
▶ 武道の神・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を祀る古社。
▶ 深い森と神秘的な境内が魅力。要石・奥宮・御手洗池が特に有名。
② 香取神宮(千葉県香取市)
▶ 経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を祀る、香取氏の総本社。
▶ 華やかな朱塗りの本殿が美しく、鹿島神宮と対をなす「武の神様」。
③ 息栖神社(茨城県神栖市)
▶ 鹿島・香取の神々に従う随神(導きの神)を祀る古社。
▶ 鳥居の下に湧く「忍潮井(おしおい)」という不思議な井戸が見どころ。
▶ 豆知識🌱1円玉の裏に描かれている木は、息栖神社の“おがたまの木”がモチーフです。
G.W.頃には花が咲き、とてもいい香りだそう。(住職さんより)

🚃 アクセス
・JR鹿島線 鹿島神宮駅より徒歩10分
・東京駅から高速バス「かしま号」で約2時間、「鹿島神宮駅」下車すぐ
地図:Googleマップより引用