東京・葛飾区の下町情緒あふれる「柴又帝釈天」は、江戸時代から信仰を集める日蓮宗の寺院。正式名称は「経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」で、厄除けや家内安全のご利益で知られています。映画『男はつらいよ』の舞台としても有名で、参道には昔懐かしい商店や和菓子店が軒を連ね、どこか懐かしい風景が広がります。観光と参拝、グルメが一度に楽しめる、東京の隠れた名所です。

1. 見事な彫刻が並ぶ「彫刻ギャラリー」
本堂の周囲を彩る木彫りの彫刻群は圧巻で、「彫刻ギャラリー」として公開されています。細部まで精緻に彫られた仏教説話の数々は一見の価値あり。光と影が織りなす美しさも魅力です。
2. 緑に囲まれた「帝釈堂庭園」
境内には美しく整えられた回遊式庭園もあり、静かに自然を感じながら散策が楽しめます。池や滝、季節の花が配された庭は、心を落ち着けてくれる癒しの空間です。

3. 映画の世界が広がる「柴又参道」
柴又駅から帝釈天へと続く参道は、映画『男はつらいよ』の舞台として有名。団子や煎餅の香ばしい匂い、レトロな商店街の風情に包まれながら、昭和の東京にタイムスリップしたような体験ができます。
アクセス
・京成金町線「柴又駅」より徒歩約3分
・北総線「新柴又駅」から徒歩約12分
地図:Googleマップより引用